お客様対応の最初の窓口。会社の顔として注文受付業務を行う。
― 田中さんの普段の業務をお聞かせください。
私は、お客様からご注文を頂く際の最初の窓口。注文受付の業務を行っています。
ご注文いただいた図面に対し、その製作工程を生産管理システムに入力して、注文受付となります。また、営業としては、担当させていただいているお客様がありますので、その営業対応も行っています。
― どれくらいの注文に対応されているのですか。
そうですね。時期により繁閑の差があるのですが、多いときはさばくのに必死で数えきれないくらいの量になります。担当させていただいている企業様の注文に対しては、「曲げ」「切断」など、自分で必要な工程を考えて設定させていただいています。もちろん難しい製品などもありますので、その時は上司に相談させていただいています。
あとは、短納期のご注文も多くいただいています。社員としてもすごいなと思うことがあるのですが、当日にご注文を頂いたものを、即日加工して発送、翌日ご納品というような超短納期品などもありますね。
一番最初の工程だからこそ、正確な業務を徹底。
― ところで、田中さんが仕事をされる中で、最も意識していることは何でしょうか?
業務の正確さですね。注文受付は、歌製作所の仕事の流れでいうと、一番最初の工程です。
必要な製作工程が抜けていた、板厚が違っていたなど、自分がミスをしてしまうと、間違ったものが出来上がる可能性があります。そのため、正確な業務を徹底できるように、意識しています。
あとは、分からないことはうやむやにしない、その場で勉強して解決していくことですね。製作のご注文をいただくのは、紙ベース(図面)なので、出来上がり・仕上がりがわからない。そんなときは、現場で確認をしてどんなものなのか理解できるように、取り組んだりしています。
単純作業ではない、お客様への営業対応業務。
― 田中さんは、営業を担当されて2年目とのことですが、それ以前はものづくりに関連したお仕事をされていたのですか?
そうですね。歌製作所に入る前は、別の業界で事務職のお仕事をしていました。なので、ものづくりは初めての業界です。図面の見方などわからないことだらけですが、色々と勉強させていただきながら仕事に取り組んでいるところです。
あと、今の仕事のやりがいがあるところは、単純作業にならないところですね。普通の事務の仕事だと、定型化された業務を行うだけで、単純作業になってしまうのかなと思うのですが、今のお仕事は、納期対応などお客様のご要望にお応えするため、自分で考えて動かなくてはいけない面が多くあるので、大変な反面やりがいがあると考えています。
どんな短納期要求にも絶対手を抜かない、完璧な製品を仕上げる、歌製作所の現場力。
― 営業は会社の顔という面もあるかと思いますが、田中さんが考える、歌製作所のすごさはどんなところにありますか?
どんな短納期要求に対しても、絶対に手を抜かずに完璧な製品を仕上げるというところだと思います。普段も、申し訳ないなとおもいつつ、短納期の製作手配をさせていただいているのですが、そのような厳しい納期に対応し、製品を製作してくれる現場に対し、自分自身もすごいなと思っています。
― 最後に田中さん自身も含めて今後の抱負を教えてください。
自分自身もまだ営業を担当してまだ日が浅いので、上司に相談しながら、もっと勉強をして、より深いところまで、お客様のご要望に対応できるようになっていきたいです。あとはお客様にも、「歌製作所になら任せられる」と思っていただけるようにがんばっていきたいなと思います。